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コンテンツをシェアする人物像を6つのタイプ


コンテンツのシェアという行為の裏側には、情報の共有という直接的な動機だけでなく、「他人からクールで賢くみられたい」「自分がこういう考えの人間だとアピールしたい」といった個人のエゴが潜んでいることが改めて分かる調査結果だ。

さらに同資料では、コンテンツをシェアする人物像を6つのタイプに分類している。こちらもシェアを促す施策づくりの参考になるだろう。
1.利他主義
「栄養や健康に関する記事を友達に送ります。感謝のメールが返ってくると嬉しくなります」。

2.出世主義者
「ビジネスに関する情報をシェアします。顧客に提供する価値を改善するためのアイデアについて意見を交わし合うこともあります」。

3.進んでいる人
「最新の情報をシェアするのは生活の一部です。先進的でクリエイティブに見られたいと思います」。

4.ブーメラン型
「議論を呼ぶような情報をシェアします。挑発的に見られたいと思うし、もし反応が無かったら残念に思います」。

5.コネクター型
「ホテルのバーの優待券をもらったので、それを沢山の友達に転送して女子会を開催しました。こんな風に人々を結びつけるのが得意です」。

6.選択型
「その情報によって喜ぶ特定の誰かが思い浮かんだ時にだけ情報をシェアします」。

氏の言葉を借りれば、人がシェアするかどうかを判断する基準はコンテンツの良し悪しだけではない。コンテンツとそれをシェアする個人、さらにそれらを取り巻く周囲の人々をも含めた関係性が大きく影響するということだ。

氏が紹介した別の調査によると、SNSで人々が話す内容の半分は「自分」に関するものだという。

だとすれば読者の話題に入り込むためには、彼らの自己表現を何らかの形で手助けできるコンテンツが重要になりそうだ。

コンテンツのシェアを促す要因としてシェーファー氏は、コンテンツとそれをシェアする個人、さらにそれらを取り巻く周囲の人々をも含めた関係性が大きく影響すると述べていた。

このように複数の要素が複雑にからみ合ってくると、シェアされるコンテンツをロジカルに導き出すことは難しい。

しかし、だからこそ複雑なからみ合いの中から、今の空気の中でウケそうなコンテンツを見抜く洞察力が必要になる。これはネットか紙媒体かを問わず、コンテンツの発信者に求められるスキルだといえるだろう。