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「Content Code」(コンテンツの約束事)

 


そのためのノウハウとして、シェーファー氏は先に紹介した6か条を「Content Code」(コンテンツの約束事)としてまとめた。

氏によると、先に紹介したブローガン氏の記事が拡散された要因は、3つ目にある「ヒーロー的なブランド」だ。

ソーシャルメディアに関する書籍やコンサルティングなどによって、当時すでに広く名が知られていたブローガン氏は、自身のパーソナルブランドを確立していた。そのため「ブローガン氏のコンテンツだから」というだけで価値を感じてくれる読者が多くいたのだ。

ブローガン氏ほどのブランド力があれば、もはや「自動でシェアされる」に近い状態になる。しかしそこまでの知名度やブランドがない状態で、コンテンツを拡散してもらうためには、それ相応のメリットを提供しなくてはならない。

そのための第一歩となるノウハウが、1つ目に挙げた「Shareability」だ。

6か条の最重要項目、コンテンツのシェアを促すShareabilityとは?

シェアされやすいコンテンツとは、必ずしも質が高い必要はないが、人々が思わずシェアしたくなるような要素を備えている必要があるという。それがシェーファー氏のいう「Shareability」を備えたコンテンツだ。

それでは人々がSNSでコンテンツをシェアする際、そこにはどのような動機があるのだろうか?が引用したニューヨークタイムズ実施の調査によると、5つの要素があるという。
1.役に立つから
情報に価値があり、面白いからというのがコンテンツをシェアする一番の理由。94%の回答者が、受け手にとって情報が有益かどうかを考えてから情報をシェアすると答えている。

2.他人から見た自分を定義するため
68%の回答者が、自分が他人に思われたい自分を形成できるかどうかを考えてシェアしていると答えている。他人から見られたい自分に有利な情報のみシェアするということになる。

3.関係性を維持あるいは深めるため
78%の回答者が、知人との関係性を維持するために情報をシェアすると答えている。

4.自分の存在を示すため
69%の回答者が、情報をシェアすることにより、自分が世界に属していることを実感できると答えている。シェアした情報にコメントをもらったり、さらにシェアしてもらったりすると自分が貴重な存在であると認められたような気がすると答えている。

5.自分の主張や好きなブランドを示すため
84%の回答者が、自分の主義主張を示すために情報をシェアすると答えている。